「マヌカハニーは万能薬」と言われるほど、マヌカハニーには様々な健康効果が期待できます。医療現場でも使用され、その信用性は高まる一方ですが、目のトラブルにも効果があることをご存知でしょうか? 最近では目薬代わりに使っているかたも少なくありません。ここでは、「マヌカハニーと目」に関する事柄についてご紹介します。
目次
マヌカハニーを目に入れるのはOKなの?
マヌカハニーは世界各国で目薬として使われている!
「目にマヌカハニーを入れる」と聞くと、戸惑ってしまうかたは多いでしょう。しかし、オーストラリアで行われた研究では、涙欠乏症やドライアイ症状のある患者にメディカルグレードハニー(高水準のマヌカハニー)を投与したところ、症状が改善できたとの報告があります。
マヌカハニーはベネズエラ、メキシコ、ブラジルの病院では白内障の治療にも使われています。また、インドやロシアでは角膜炎や結膜炎の治療に用いられています。
ビッグベア
マヌカハニーを目薬に使う場合の正しい使い方や注意点
マヌカハニーをどうやって目薬にするの?
病院によって使い方は様々ですが、希釈して使うかそのまま使うか、使い方は2パターンと言えるでしょう。
- 希釈して使う
- そのまま使う
たとえば、ベネズエラの病院ではマヌカハニーを希釈せず、そのまま使用するのが一般的。他方、ロシアの病院ではマヌカハニーと水を混ぜて、本来の20~50%に薄めて使っています。目薬として世界の医療現場で使われていますが、国や病院によって使い方は様々と言えます。
ちなみに、点眼後はホットタオルを目の上に置いて休息すると、医療効果だけでなく美容効果も得られると言われています。
マヌカハニーを目薬として用いる場合の注意点
マヌカハニーを目薬代わりとして使う場合、いくつか注意点があります。
- 雑菌が目に入らないようにする
- MGO値の高いマヌカハニーを選ぶ
- アレルギー反応に気を付ける
雑菌に注意
まず、マヌカハニーを目薬として使う場合は雑菌が目に入らぬように、使用する容器を煮沸してキレイな状態を心がけるべきです。たとえば、マヌカハニーと水を混ぜる場合は、食用の容器とは分け、専用のスポイド付き遮光ビンに保存して使用しましょう。
マヌカハニーの数値レベル
マヌカハニーは「UMF」や「MGO」といった記号で殺菌力の高さを示していますが、目薬として用いる場合は、メチルグリオキサール(MGO)の含有量が高いものを使いましょう。
一般的に、有効性のあるマヌカハニーの目安はUMF10+以上、MGO100+以上と言われています。ちなみに医療用として使える抗菌活性成分が多く含まれているレベルはUMF25+、MGO550+です。「どちらも目に使用して問題ないレベル」と言われていますが、海外の病院では数値レベルが高いものを使っているそうです。
アレルギー反応に注意
過去にハチミツを食べてアレルギー反応を起こした人はもちろん、蜂に刺されて腫れあがった経験がある人は、マヌカハニーが体に入るとアレルギー反応が起こる可能性があります。
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マヌカハニーは、目のどんな症状に効果があるの?
ものもらいや結膜炎などに効果あり
- ものもらい
- 結膜炎
- 白内障
- 眼精疲労
- ドライアイ
- まぶたの腫れ
- たるみ、くま(美容)
マヌカハニーに含まれるメチルグリオキサールには強力な殺菌力があり、その殺菌力がものもらいや結膜炎にアプローチします。
ものもらいや結膜炎の原因のはほとんどが黄色ブドウ球菌で、感染するとまぶたの腫れや痛み、かゆみの症状があらわれます。
また、結膜炎にはウイルス性とアレルギー性があり、目の異物感、かゆみ、目ヤニなどの症状が現れますが、マヌカハニーを目薬代わりに用いることで、これらの症状を緩和することができます。
眼精疲労やドライアイの改善、まぶたのはれ、タルミ、クマといった美容作用にも期待できます。
さらなる効能、効果に期待できるかもしれませんね。
【まとめ】
マヌカハニーは目に入れてもOKです! ただ、正しい使い方、注意点をチェックしないと目の症状を悪化させることになるでしょう。自分の体質や体調と相談しながら、信用できるマヌカハニーを手に入れて効果を期待したいものです。
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