おすすめメーカーを調べる【初心者向け】

マヌカハニーの種類おすすめは? MGOとUMFはどっちが良いの?

健康食品として人気を集めているマヌカハニーですが、たくさんの種類(ブランドマーク)の商品が販売されていますよね。「アルファベットの表記がいろいろあって、どれを選んだらいいかわからない」と頭を抱えている方も多いのではないでしょうか。

このページでは”マヌカハニー選び”の第一歩となるよう、現在の主要なマヌカハニーであるMGOUMFの違いはもちろん、全部で何種類ほどあるのかをはじめ、マヌカハニーの種類にまつわるエトセトラをご紹介します。

マヌカハニーの種類|ブランドマークは全部で何種類?

マヌカハニーのブランドマークは全部で何種類?

マヌカハニーを購入しようと思って調べると、UMF、MGO、MGS…など様々なアルファベット表記が出てきますよね。これらはマヌカハニーの殺菌作用を示す表記ですが、日本ではおもに約5種のブランドマークが主流となっています。

  1. MGO
  2. UMF
  3. MGS
  4. NPA
  5. TA

これらのブランドマークをパッケージに記載することで、私たちが安心・安全にマヌカハニーを食べられる高品質な商品であることを保証しています。

ちなみに!
ここでは”約5種”と書かせていただきましたが、断定できないのは世界のすべてのブランドマークの確認が取れないからです。当サイトでは、日本に流通されている有名どころ5種類をピックアップしました。

マヌカハニーの種類おすすめ|MGOとUMFはどっちが良いの?

まずは最もメジャーな表記と言える、MGOとUMFからご紹介します。

ビッグベア

MGOとUMFはどっちが良いの? という疑問ですが、

結論から言うとどっちも良いです。

MGOとUMFの違い

この両者は、メチルグリオキサールの含有量(MGO)と消毒液のフェノールと比較した数値(UMF)が違うだけで、マヌカハニーの性質そのものに違いがあるわけではありません。

01 MGO
1キロのマヌカハニーに何グラムのメチルグリオキサール(MGO)が含まれているかを表している規格。当たり前ですが、数値が高ければ高いほど抗菌作用も高いということになります。メチルグリオキサールとは、コーヒーやチョコレートなどにも含まれている糖とアミノ酸が含まれている食材を加熱調理したときに生まれる成分のことで、胃炎や胃潰瘍の原因となるピロリ菌を除去する効果があると言われています。

ビッグベア

純度の高いマヌカハニーには、自然に生成されるMGOがたくさん含まれているということが2008年に行われた研究によって発覚しています。
02 UMF
UMFもMGOと同様にマヌカハニーの抗菌活性力をあらわしている規格です。UMFは「マヌカハニ-独自の要素」を意味するユニーク・マヌカ・ファクター(Unique Manuka Factor)の略称で、マヌカハニーの抗菌活性を消毒薬のフェノールと比較した数値を示しています。具体的には「UMF20+」のマヌカハニーは20%濃度のフェノールと同じくらいの抗菌作用があるということになり、UMF値が高くなるほど抗菌活性が高いということになります。

ビッグベア

UMFは1998年にマヌカハニー研究の第一人者であるピーター・モラン博士によって生み出された一番最初に誕生した歴史のあるマークです。

MGOとUMFは表記こそ違いますが、マヌカハニーの殺菌力を示す数値であることに変わりはありません。

03 MGS
MGSは2010年に発表された新しい規格です。UMFを生み出したピーター・モラン博士がUMFの測定方法の誤差を減らし、これまでとは違う運営をしていくために新しい基準を設けました。具体的には、MGS10の場合は10%濃度のフェノールと同じくらいの抗菌作用があるということになります。

このUMF、MGO、MGSはニュージーランドが認めた3つの規格です。この規格を使用するにはライセンスが必要で、マヌカハニーの特有成分が第三者によってテストされています。この3種はいずれも価格が高値ですが、「高くても安心して購入したい!」という人におすすめです。

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NPA、TAはどんな意味?

その他のブランドマークも信頼できますのでご紹介します。

04 NPA
NPAは「ノンパーオキサイド・アクティビティ」の略称で、ハチミツ本来が持っている殺菌作用のある過酸化水素以外、つまりMGO(メチルグリオキサール)のみを対象に検査した抗菌作用を示したものです。NPAの数値が高ければ高いほど抗菌作用が高く、同じ数値のフェノールと同じくらいの殺菌作用があるということになります。UMF規格と同じ検査をするためUMFと同じくらいの効果が期待できます。
05 TA
TAは「トータル・アクティビティ」と呼ばれる検査方法のことで、マヌカハニー以外のハチミツの抗菌作用の検査をするときにも使われています。UMFと同じく、消毒薬のフェノールと比較してどのくらいの抗菌活性成分が配合されているかどうかを調べますが、大きな違いが一点あります。それは、TAの場合にはMGO(メチルグリオキサール)と消毒作用のある過酸化水素(HP)も合わせた抗菌力を示しているという点です。
TAについての補足
フェノールと殺菌作用を比較しているUMFでは10%フェノール液と同じくらいの抗菌作用がある場合には「UMF10+」と表記しますが、TAではMGOとHPをあわせた抗菌力である「TA20+」と表記されます。「UMF20+」と同じ殺菌力があるというわけではないので、購入する前にはしっかりと確認しましょう。

ほかのブランドマークはどうなの?

Raw、Active、 Pure、10%、Bio…

「Manuka Honey」の文字と一緒にRaw、Active、 Pure、10%、Bio…といったブランドマーク(?)が書かれている場合があります。問題があるわけではありませんが、前述した5種のブランドマークと比べると、マヌカの特有成分がどれくらい含まれているから分からないというのが実状です。

メーカーのホームページをたどれば分かる場合もありますが、専門家でない一般人が判別するのは難しくなります。なかにはオーストラリア産のマヌカハニーもありますので、購入する際は原産国も確認しましょう。ちなみに、価格はUMF、MGO、MGSより安いです。

Manuka Honeyのみの表記は?
なかには「Manuka Honey」とだけ表記された商品もあります。こういったマヌカハニーは、マヌカハニーそのものの含有量が30%程度と考えるのが妥当です。とはいえ、マヌカハニーの味や香りは楽しめるので、料理用のいわゆるテーブルハニーとして購入されているかたが多い印象です。

↓こちらは「BIO ACTIVE」表記のマヌカドクター社のマヌカハニーです。

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Manuka Honey Blend、 Multifloral Manuka、 Manuka Blend…など

マヌカハニーの商品のなかには、「Manuka Honey Blend」(マヌカハニーブレンド)、「Multifloral Manuka」(マルチフローラルマヌカ)、「Manuka Blend」(マヌカブレンド)といった表記の商品もあります。これらは、マヌカハニーと他のニュージーランドの花をブレンドしたハチミツと考えてほぼ間違いありません。Raw、Active、 Pure、10%、Bio…などと変わらず、マヌカの含有率は30%程度に留まります。

メーカーによってはホームページにマヌカハニーの割合が詳しく書かれている場合もあり、たとえば大手のコンビタ社(英語のサイトに飛びます)では、「Manuka Honey Blend」(マヌカハニーブレンド)について「少なくとも50%のUMF5 +のマヌカハニーが含まれています~云々」と記しています。

下記の「Multifloral Manuka」(マルチフローラルマヌカハニー)はUMFの認証を受けていますので、価格がすこし割高(500グラム/6,318円)になっています。

ビッグベア

このふたつは、テーブルハニーとして楽しむレベルのマヌカハニーです。先述した5種(MGO、UMF、MGS、NPA、TA)のような効果は期待できませんが、テーブルハニー(パンに付けたり、紅茶に入れたり、料理に入れたり)として十分のマヌカハニーと言えます。

【まとめ】

マヌカハニーのブランドマーク(アルファベット表記)は、日本で流通されているのはおおむねMGO、UMF、MGS、NPA、TAの5種と言えます。どれも間違いない商品ですが、MGO、UMF、MGSの3種のみニュージーランド政府のお墨付きです。

MGOとUMFはどっちが良いの? という疑問ですが、いずれもマヌカハニーの殺菌力を示す数値であることに変わりはないので、どちらも安心して購入できます。

先の5種以外(安価なマヌカハニー)でもマヌカハニーの味や香りは楽しめますし、独自の基準ですが第三者のテストを受けた商品もありますので、価格を抑えたい場合の選択肢として考えてみてはいかがでしょうか。

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