健康だけではなく美容にも効果を発揮するマヌカハニーは「万能薬」と言われています。ニュージーランドやドイツなどでは医療現場でも使用され、その信頼性は高くなる一方ですが、果たして「睡眠」、「安眠」に効果があるのかも気になりますよね。
ここでは、マヌカハニーと睡眠に関する事柄についてご紹介します。
目次
マヌカハニーを寝る前に摂ると、安眠効果が期待できるの?
「睡眠」に効果がある理由とは
マヌカハニーには必須アミノ酸の一種であるトリプトファンという成分が含まれていますが、この存在が安眠のキーマンとなります。
このトリプトファンは体内に入って脳に運ばれるとセロトニンという神経伝達物質に変化します。そして日中に分泌されたセロトニンは夜になると睡眠ホルモンのメラトニンになるのです。
ちなみに、メラトニンはおおよそ深夜にかけて分泌量が増えて朝になると減少。反対にセロトニンは日中に増えて夜になると減少します。この両者の正しいサイクルが睡眠に好影響をもらたすのです。
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トリプトファンだけではない! マヌカハニーの栄養成分
マヌカハニーには、体に必要なビタミン類が豊富。ビタミンB群をはじめ、ビタミンC、カルシウム、鉄、ナイアシン、クエン酸、マグネシウム、リン、葉酸など実に100種類もの栄養素が含まれています。それらには疲労を回復させて、精神を安定させる働きがあるので、やはり不眠対策にうってつけの健康食と言えるのです。
寝る前にマヌカハニーを食べると虫歯になる?
メチルグリオキサールで虫歯予防
寝る前にマヌカハニー(ハチミツ)を食べるわけですから、心配になるのが虫歯ではないでしょうか。
マヌカハニーに含まれるメチルグリオキサールには虫歯の原因となるミュータンス菌の殺菌作用があります。マヌカハニーが、虫歯や歯周病の予防になることは立証されており、マヌカハニー入りの歯磨き粉も市販されているほどです。
一般的な多糖類の白砂糖とは違って、マヌカハニーの甘みは単糖類の果糖とブドウ糖ですので、虫歯になるどころか予防や改善が期待できます。加えて、マヌカハニーには歯のエナメル部分をコーティングする作用もあります。つまり、歯磨き後にマヌカハニーを食べても虫歯になるリスクはかなり低いと言えるでしょう。
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マヌカハニーは甘いので慣れないうちは違和感がありますが、メチルグリオキサールの殺菌効果を期待すれば、むしろ歯磨きをしないほうが効果が期待できます。マヌカハニー入りの歯磨き粉がなければ、普段使用している歯磨き粉にマヌカハニーを混ぜるのもあり。一度、試してみてはいかがでしょうか?
【まとめ】
マヌカハニーにはトリプトファン(体内でセロトニン→メラトニンに変化)が含まれていますので、安眠効果が十分に期待できます。マヌカハニーと牛乳にはこのトリプトファンが含まれるので、寝る前の「マヌカハニー入りのホットミルク」はとてもおすすめです。また、マヌカハニーはとても甘いですが、虫歯の原因となるミュータンス菌の殺菌作用もあります。虫歯を気にせずに摂取できるのも魅力のひとつでしょう。
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