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マヌカハニーを傷口や傷跡に塗るのはOK? 正しい塗り方と注意点

マヌカハニーはいろいろな場面で重宝されていますので、果たして「傷跡や傷口に塗ってもいいのかな」と気になるところですよね。

マヌカハニーは副作用の心配がほとんど要らない食品ですが(※現在まで副作用の報告はありません)、負傷して間もない傷口に塗るのに抵抗がある人は多いのではないでしょうか。

ここでは、「マヌカハニーと傷跡&傷口」について深掘りします。

マヌカハニーを傷口や傷跡に塗るのはOK?

マヌカハニーはモイストケア(湿潤療法)!?

マヌカハニーは、傷口に関しては十分な医療効果が期待できると言われています。

傷口の治癒には、マヌカハニーに含まれる成分のメチルグリオキサールがカギを握ります。

メチルグリオキサールには強力な殺菌作用がありますので、マヌカハニーを塗ることで傷口から侵入する細菌(緑膿菌、ブドウ球菌など)を寄せ付けず、加えて雑菌の繁殖を抑えてくれる働きもあります。悪化するのを防ぎますし、傷口の早期回復にも期待が持てます。

また、メチルグリオキサールが持つ保湿力によって傷口に潤いを与えてくれますので、傷跡を目立たなくする役割も担ってくれます。

モイストケア(湿潤療法)
モイストケア(湿潤療法)は、傷口を潤わせながら治していく治療法です。以前は傷口を乾燥させて治す方法が主流でしたが、かさぶたがはがれるのを待つケアでは傷跡が目立ちます。一方、無理に乾燥させないモイストケアは傷跡が残りにくいと判明しています。「マヌカハニーを傷口に塗るのは、まさにモイストケア」と言えるのではないでしょうか?
ちなみに!
キズパワーパッドという市販の商品はご存知でしょうか? 完治が早くなり、傷跡も残さないように開発された絆創膏ですが、マヌカハニーの効果もそれに近いかもしれませんね。

傷痕を修復する働きはあるの?

傷口と同様に、傷痕にも効果があるか気になりますよね。

結論から言うと、マヌカハニーによって傷痕がキレイになるという報告は上がっていません

切り傷、擦り傷、火傷などを負って、数週間後にみみず腫れのように赤くなる場合があります。本来は白い傷になって目立たなくなりますが、ケロイド状になってしまう場合です。ニキビのデコボコした痕が気になっている人もいるかもしれません。

ちなみに、みみず腫れのような傷跡は、「ケロイド」や「肥厚性瘢痕」(ひこうせいはんこん)と呼ばれています。

ケロイドや肥厚性瘢痕の治療法は「とても難しい」と言われていて、内服薬、ステロイド薬、レーザー治療、手術療法…など、形成外科医が患者さんの症状に合った治療法を行っています。

ビッグベア

マヌカハニーは現在進行形の傷口にはたいへん効果が期待できますが、傷痕をキレイにするのは難しいと言えるのが実状のようです。

マヌカハニーを傷口に塗る場合の正しい塗り方や注意点

 擦り傷、切り傷、火傷の場合(軽度)

  • 手順1
    残念ながら傷を負ってしまった!
    慌てず、まずは傷口の汚れを水で洗い流そう。
  • 手順2
    マヌカハニーを傷口に塗る
    消毒液を使わず、そのままマヌカハニーを塗ろう。マヌカハニーが消毒液の役目を果たします。
  • 手順3
    食用のラップを貼る(巻く)

    マヌカハニーの浸透をサポートします。数分~数十分でOK。

  • 手順4
    ガーゼやバンドエイドでカバー
    雑菌が入らないようにします。傷口が自然に乾くまで交換を続けよう。
  • 注意
    体質に合わない場合は、すぐに塗るのを止めましょう。また、これまでハチミツ製品を食べてアレルギー症状が出た人や、蜂に刺されて大きく腫れあがったことがある人にはおすすめできません。重い傷や火傷の場合は専門の医療機関を受診してください。

    擦り傷や切り傷などには、どのレベルのマヌカハニーが効果的?

     有効性のあるマヌカハニーの目安はUMF10+以上、MGO100+以上と言われていますが、切り傷や擦り傷の場合には、すこしでも数値が高いものを選んでおきたいもの。UMF15+=MGO250だと効果が期待できると言われています。

    マヌカハニーは、ニュージーランドが公式認定しているUMF、MGO、MGSがおすすめです。

    UMF
    世間的に最も浸透しているのが、ピーター・モラン博士が1998年に発見したUMFと言えます。この表示は、病院で使われている消毒液(フェノール溶液)を基準としたもので、UMF15+のマヌカハニーは15%の濃度になります。※病院で用いられるフェノール溶液は3%程度です
    MGO
    MGOは、1キロのマヌカハニーに何ミリグラムのメチルグリオキサールを含んでいるかを表します。MGO500+であれば1キロに500ミリグラムのメチルグリオキサールが含まれます。2008年、ドイツのトーマス・ヘンレ教授によってメチルグリオキサールに強い抗菌成分があると分かりました。
    MGS
    UMFを提唱したピーター・モラン博士が新たに提唱した一番新しい表記です。抗菌度をフェノール溶液と比較するのはUMFと一緒ですが、より細やかな表示をすることによって品質の向上と消費者の選びやすさを追求しています。
    どれも効果、効能は変わりません!
    どれもマヌカハニーの性質自体は変わらず、効果や効能は同じです。UMF、MGO、MGSいずれも、数値が高いほど効果が期待できます。
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    【まとめ】

    マヌカハニーは傷口に塗ってもOKです。マヌカハニーは殺菌作用が優れていますし、保湿力も高いので、傷口を早く完治させて、しかも傷跡を目立たなくする効果が期待できます。すでにある傷痕をキレイにする力は証明されていませんが、傷を負ったらすぐに塗ることで、傷跡を最小限に抑えることができるかもしれません。

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