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マヌカハニーは虫歯になる? 寝る前の摂取による欠点と利点とは

マヌカハニーがいくら優秀な健康食とはいえ、糖分が含まれたハチミツですから、やはり虫歯になるか心配ですよね。

このページでは、マヌカハニーを食べることで虫歯や歯周病のリスクはあるのか――をはじめ、寝る前に食べることのメリットとデメリットについてもご紹介します。

マヌカハニーを食べることで虫歯や歯周病になるリスクは?

マヌカハニーは虫歯になるの?

結論から申し上げると、マヌカハニーを食べることで虫歯や歯周病になるリスクはあります。

マヌカハニーはその名の通り「はちみつ」ですので、虫歯の原因となる「ショ糖」が少量ですが含まれています。このショ糖は口内を酸性にして虫歯の環境を作り出します。

ゆえに、虫歯になる可能性はありますし、プラークや歯石によって歯周病に発展するリスクはあるでしょう。

ビッグベア

しかし、マヌカハニーに含まれるショ糖はあくまでも少量です。マヌカハニーは糖分の大半が「ブドウ糖」や「果糖」ですので、一般的なハチミツに比べれば虫歯になりにくいと言われています。
とはいえ!
ブドウ糖や果糖からも酸が出ますので、虫歯菌を減らす効果より虫歯菌を増やす危険性のほうが高いと言えるでしょう。

マヌカハニーで虫歯になりやすいのは「寝る前」の摂取だった!?

マヌカハニーを摂取する時間帯として最も虫歯になりやすいのは「寝る前」です。

理由は、「虫歯菌が増殖しやすい環境がもっとも高まるから」です。

寝る前にマヌカハニーを摂取すると、口の中にマヌカハニーの成分が残ります。いくら殺菌作用のあるマヌカハニーとはいえ、糖質を口の中に残したまま寝てしまうのは危険です。

虫歯は、ある4つの条件が揃うと爆発的に増殖するのはご存知でしょうか。

  1. 歯がある
  2. 口内に虫歯菌がいる
  3. 虫歯菌のエサ(糖質)がある
  4. 虫歯菌が増殖する時間がある

最もその条件が揃いやすいのが寝ている時間ということになります。そのため、「寝る前にマヌカハニーを摂取する=虫歯になりやすい環境を作ること」となってしまうわけです。

歯があること

当たり前のことですが、歯がなければ虫歯にはなりません。ちなみに、赤ちゃんの頃は口の中に虫歯菌は存在していないのだそうです。子供の頃に虫歯になりやすいというのは、赤ちゃんの頃からキスをしたり、食器を共有したりしてしまうため。唾液を介して親から子へ虫歯菌を感染させてしまうことが原因であるといわれています。

口の中に虫歯菌がいる

虫歯菌は常に口の中に存在します。特に歯磨きをしない人や食生活が不規則・偏食・間食が多いという人、タバコを吸う人などは要注意。常に虫歯菌が、口の中に存在しており、一般的な人に比べて虫歯になりやすいといわれています。

虫歯菌のエサ(糖質)がある

細菌の一種である虫歯菌は、餌を食べて増殖します。先述したような、歯磨きをしない人や食生活に問題がある人に虫歯が多いのはこのためです。常に口の中に餌となる糖質があるので、虫歯菌はどんどん増えていくことになります。

虫歯菌が増殖する時間がある

虫歯菌が糖質を餌として増殖するには、それなりの時間がかかります。食後すぐに歯磨きをする習慣を身につけている人は、この増殖の時間が短いので、虫歯菌が増えるのを抑えることができます。最も虫歯菌が増殖しやすい時間は、寝ている間。朝起きると、口の中は爆発的に増えた細菌でいっぱいになっているのです。

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マヌカハニーを寝る前に摂取するデメリットは、虫歯や歯周病になるリスクを高めること。

「寝る前」に摂取することのメリットは?

マヌカハニーには、整腸作用や風邪の諸症状の緩和、がんの予防やコレスレロールの軽減など、さまざまな効果を期待することができると言われています。

そのヌカハニーの成分を最も効果的に摂取するタイミングは、ずばり「寝る前」です。

寝る前の摂取が良い理由
  • マヌカハニーを長時間、体内に留めておける
  • 安眠効果が期待できる

寝る前の摂取は「食後からだいぶ時間が経っている」というのが前提になりますが、他の食べ物に邪魔されることなくマヌカハニーを胃腸に届けることができます。加えて、より長い時間マヌカハニーを体内に止めておくことができるからです。マヌカハニーの効果が最大限活かせる飲み方と言えるかもしれません。

もちろん安眠効果に期待できることも見逃せません。

レム睡眠とノンレム睡眠

ヒトの脳は眠りに入ってから一定時間が経つと、大脳の活動が低下していきます。これがいわゆる「睡眠」です。睡眠中は、レム催眠とノンレム催眠が繰り返し行われています。

レム催眠とは、「浅い睡眠」のことで、身体を休ませることを目的とした睡眠状態のことを言います。一方、ノンレム催眠とは、「深い睡眠」のことをいい、脳そのものが休んでいる状態のことを言います。

このサイクルが正常に働いていると自律神経やホルモンの分泌が正常に機能し、身体や脳をしっかりと休ませてくれるという重要な役割を果たしてくれるわけです。

そんな安眠効果を得るためには、マヌカハニーの摂取がとても効果的です。

マヌカハニーなどのハチミツには優れた鎮静効果があります。安眠したい特別な日や、ゆっくりとくつろげる特別な日には、寝る前にスプーン1杯を食べたり、ホットミルクなどにひとすくい混ぜて飲んでみましょう。

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ただし、いくら殺菌作用が高いといわれているマヌカハニーでも、そのまま寝てしまうのは虫歯を誘発してしまう可能性が考えられます。寝る直前にはかならず歯磨きをして口の中の虫歯菌をしっかり除去するようにしましょう。
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【まとめ】

マヌカハニーは、ハチミツのなかではショ糖(白砂糖に含まれる成分で口内を酸性にして虫歯環境を作る)が少ないので、虫歯になるリスクは低いと言えます。とはいえ、ゼロではありませんので、とくに「寝る前」に摂取する場合は、食べたあとに歯磨きするようにしましょう。

寝る前の摂取は虫歯になるリスクはありますが、腸で長時間に渡って吸収できるので、マヌカハニーの効果をより高めることができるでしょう。また安眠効果にも期待ができるので、デメリットよりメリットのほうが大きいかもしれませんね。

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