マヌカハニーには風邪予防やニキビの改善をはじめ、人間が健康を維持していくうえで役立つ効果がたくさんありますが、「そんなに良いならうちのペットにもあげたい!」と思っている飼い主さんは多いのではないでしょうか。
しかし、「本当に大丈夫?」、「危険なのでは?」という声があるのも事実です。このページでは、飼い主さんがペットにマヌカハニーを安全に与えることができるよう、注意点や効果などについてご紹介します。
目次
マヌカハニーをペットの犬や猫に与える際の注意点とは!?
マヌカハニーはあくまでもハチミツです。ゆえに、動物に与えても体調不良などの悪影響はほとんどないと言われていますが、すべての犬や猫に当てはまるわけではありません。
とくに仔犬、仔猫はボツリヌス菌に注意
成長途中にある子猫や子犬にマヌカハニーを与えると、人間の赤ちゃんと同様に「ボツリヌス症」にかかってしまう可能性があります。
また、成犬や成猫とはいえ、体力が落ちていたり、胃腸にトラブルを抱えている場合も同様に、ボツリヌス症を発症するリスクは高まります。加えて、老犬や老猫にマヌカハニーを与えることもトラブルの原因となることがあるので控えたほうが無難です。
肥満、食物アレルギーに注意
犬や猫にも人間と同じように成人病(生活習慣病)があります。肥満もしくは肥満傾向にあるペットに糖質が含まれているマヌカハニーを与えると、大きなトラブルに巻き込まれる可能性がありますので注意しましょう。
また、元気なワンちゃんやネコちゃんでも、体質によってはマヌカハニーが合わない場合も。犬にも人間と同様に食物アレルギーがありますので、マヌカハニーを与える前にかかりつけの獣医さんに相談したいものです。
- 仔犬や仔猫には与えないほうが無難
- 成犬や成猫であっても体調不良であれば慎重に
- 肥満の犬や猫にも与えないほうが無難
- 食物アレルギーが出ることを考え、初回に与える場合は慎重に
マヌカハニーは犬や猫にどんな効果をもたらすの?
マヌカハニーにはメチルグリオキサールをはじめ、抗菌作用や消炎採用が期待できる栄養素が豊富に含まれています。具体的にどんな効果をもたらすのか見て行きましょう。
マヌカハニーが犬や猫にもたらす5つの効果
- 歯周病対策
- 口臭ケア
- 栄養補給
- 肝臓の働きをサポート
- 外傷治癒
犬や猫の口内は人間とは違ってアルカリ性が強いと言われています。ゆえに、虫歯菌が繁殖しにくい傾向はありますが、口の中に汚れがたまると歯周病になってしまうことも。抗菌作用があるマヌカハニーを与えて口内ケアをしてあげると、虫歯はもちろん歯周病の予防が期待できます。加えて、歯磨きを嫌がるワンちゃんやネコちゃんの口腔ケアとしても重宝されています。
また、栄養補給にもうってつけで、マヌカハニーにはビタミン、タンパク質、ミネラル、カルシウムといった栄養素が豊富に含まれています。
マヌカハニーには肝臓の毒素や摂取したアルコールを分解してくれる作用も。とくに犬が注意したい肝臓系の病気に「二次性肝炎」がありますが、原因のひとつが歯周病と言われています。マヌカハニーを摂って、口内と肝臓の両面から予防対策を促がしたいものです。
ネコちゃんやワンちゃんは、外に出る機会が多いですよね。散歩中に怪我をしてしまったりした場合には、応急処置として傷口にマヌカハニーを塗ると高い殺菌作用によって化膿を防いでくれるでしょう。
ペットに与える場合の適量は?
個体差によりますし、獣医師の診断を仰ぐのがベストですが、一般的には「ティースプーン一杯程度」と言われています。ちなみに、ティースプーン一杯は約9ml(約3グラム)です。
まずは舐めさせる程度に留めて、様子を見ながら徐々に増やしていくのが得策でしょう。
犬や猫におすすめのマヌカハニー商品
人間と同様ですが、ペットにマヌカハニーを与える場合もUMF10+、MGO100+以上の医療効果が期待できる高濃度のマヌカハニーがおすすめです。歯周病対策や口臭ケアの期待が高まります。
【まとめ】
マヌカハニーは人間のみならずペットにも十分な効果が期待できますが、ボツリヌス菌をはじめ、注意点があるのも事実です。子犬や子猫は言わずもがなですが、成犬や成猫でも体質や体調によっては発症するリスクが付きまといますので、獣医師さんの指示を仰ぐなりして、飼い主としては細心の注意を払って与えたいものです。
コメントを残す