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マヌカハニーのマヌカとは? ニュージーランドで愛される理由

ハチミツはいつの時代もブームに流されることはないですよね。一定のポジションを保ちながら身近な健康食品のひとつとして確立しています。

なかでもニュージーランド産のマヌカハニーは効果や栄養素の高さが認められ、ハチミツ界のなかでも一線を画した存在と言えるでしょう。日本にみならず、世界的にも有名なのは言うまでもありません。

このページでは、マヌカハニーの名前の由来をはじめ、ニュージーランドにマヌカが渡った経緯などについてもご紹介します。

マヌカハニーのマヌカとは?

マヌカハニー(manuka honey)のマヌカとは樹木の名前です。マヌカの樹はもともとニュージーランドとオーストラリアで数百万年前から自生していました。

フトモモ科ギョリュウバイ属の低木の常緑樹と呼ばれ、現代では生け垣や庭木にも使われています。

マヌカの名前の由来はニュージーランドの先住民マオリ族の言語・マオリ語からきています。マヌカは、現地ではティーツリー(tea tree)やカヒカトゥア(kahikatoa)とも呼ばれ、日本名はギョリュウバイ(御柳梅)です。

意外ですが、マヌカの花は時期になると日本のお花屋さんやホームセンターなどで購入することができます。ちなみに、大きさは40センチほどで苗木ポットに入っています

こちらがマヌカの花。日本では馴染みがないですが、時期になるとお花屋さんやホームセンターに並ぶこともあります

マヌカ(日本名・ギョリュバイ)は白色だけではなく、ピンクや赤色の花も咲きます。

マヌカはニュージーランドではとても身近な存在

マヌカの樹は、ニュージーランドではとても身近な存在です。養蜂場だけでなく、公園や道路端をはじめ、住宅街でも普通に見かけることができます。

枝は堅く、葉は小さく密集し、先端のとがった濃い緑です。マヌカの樹に小さくてかわいい花が咲くのは、12月から1月くらいと言われています。

ビッグベア

マヌカの花から採れたハチミツだからマヌカハニーと呼ぶんだよ

マオリ族とマヌカの1000年を越える関わりとは?

ニュージーランドのハチミツの歴史

ニュージーランドでハチミツが採取されるようになったのは、1839年にオーストラリアからミツバチの巣が持ち込まれてからです。

そして、マヌカから採れるハチミツに優れた効能が化学的に証明されたのが1990年代初頭になります。

ビッグベア

マヌカハニーとしての歴史は、まだ30年くらいだよ

マオリ族が気づいたマヌカの優れたパワー

マヌカハニーが世間に知られるようになって約30年ですが、先住民のマオリ族とマヌカの樹の歴史はとても古いです。13世紀頃、ポリネシア諸島からマオリ族がカヌーを漕いでニュージーランドに渡った直後から始まります。

マオリ族はマヌカを含むうっそうとしたヤブを住居形成、農業、造林などのために開墾しますが、その後、すぐに再び芽を出した数種の樹の一つがマヌカと言われています。マオリ族はそのマヌカの樹の持つ自然の力を早くから気づき、実に多岐わたる用途で使っています。

生活に欠かせない道具や材料に使われた

マヌカのまっすぐで堅く丈夫な枝はカヌーのパドル、武器、農具、鳥を捕まえるための槍、さらには住居の資材やそれを造るための木槌としても使われました。樹皮は防水性に優れ、外樹皮は生きるために欠かすことの出来ない「水」を入れる容器の材料としても重宝。また、内樹皮は住居の屋根材として使用されました。

病気や怪我の治癒、さらに健康維持の特効薬に

 

マヌカの樹の皮を煎じたものは、体の内部と外部の両方に効果のある鎮静剤や鎮痛剤(筋肉痛、関節痛、歯痛、腹痛など)に使われました。また、やけどの治療薬のほか、外樹皮を燃やした灰は肌に塗布し皮膚病治癒に。内樹皮を煎じた物はうがい薬に。葉を煎じた物は整腸剤、解熱剤としても使用されました。さらに葉を火にかけて出した蒸気は風邪や咳にも。

ビッグベア

「マヌカに捨てるところ無し」といった具合に使われていたそう。マヌカの樹がニュージーランドで愛されている理由が分かるね

ニュージーランドにとって最も大切な樹のひとつ

マヌカが「復活の木」とも言われる由縁は、多岐にわたる利用法だけでなく、植物にとって過酷な環境にも耐えうるマヌカの植物としての強さです。

成長が早く、荒れた土地、気温に低い環境でも豊かに定植し、速いスピードで人の背丈から3~4mほど、最大で8mまでの高さの低い森を形成します。そんなマヌカに守られながら、成長に時間のかかる木々がゆっくりと育ち、やがてはマヌカの木々を追い抜き、豊かな森になっていくのです。

先住民のマオリ族はニュージーランドに渡って開墾した後に、そのマヌカの「森を育む樹としての力」を見抜いていたと思われ、現代でもニュージーランド自然保護活動の緑化に一役買っています。

【まとめ】

マヌカハニーのマヌカとは、ニュージーランドとオーストラリアに何百万年も昔から自生する低木の常緑樹です。ニュージーランドに行くと、森や街などいたるところでマヌカを見ることができます。

マヌカの樹はマヌカハニーとして優れた効能が科学的に証明される前から、先住民のマオリ族が「生きるために欠かせない樹」として重宝してきました。実に様々な用途で使われ、ニュージーランドでは最も大切な樹の一つとして現在でも人々に親しまれているのです。

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